戸隠キャンプ場


(2007/09/01〜03)
<1日目>
朝6時過ぎに金沢を出発。車は2台、運転手は兄と私。今年は兄夫婦の「飯綱山」登山と「善光寺」参りという目的があったので、ベースキャンプは例年の岐阜(一色の森キャンプ場)ではなく長野の戸隠キャンプ場に決まりました。
戸隠は数年前に通ったので薄っすらと覚えています。キャンプ場の入口にはバス停があり、公衆トイレもあります。また、自然茶房「とがくれ」というお店もあります。公衆トイレ横には遊歩道の入口がありました。道の向かい側は「戸隠イースタンキャンプ場」です。キャンプ場の看板を進み橋を渡ると道が分かれ、右は「戸隠牧場」、左が「戸隠キャンプ場」です。

早めの到着でしたが、管理棟でチェックインを済ますと入場(駐車)許可証、布団のシーツ&枕カバー、指定のゴミ袋を渡されました。コテージ内は、フローリングの6畳程、和室の6畳間、ロフト、押し入れ(布団)、洋服掛け(ハンガーあり)、キッチン、トイレ、洗面所、お風呂。ファンヒーターもあったので寒くなったら使えると思います。外にはL字のベランダ。キッチンには、流し台、ガスコンロ、小型冷蔵庫(冷凍室あり)、炊飯器、電子レンジ、電気ポット、食器6人分(皿類はプラスチック)、まな板、包丁、やかん、急須、湯のみ、フライパン、お玉、台所用洗剤、スポンジなどが揃っていました。

9月に入った夏休み最後の土曜日なので利用者は少なめだったと思います。夏休み真っ最中ならきっと大勢でごった返していたことでしょう。本当はこの戸隠キャンプ場は気が進まなかったのです…いつもいっぱいで騒々しいイメージだったので。でも空いていて良かった〜。実を言うと小さな子供連れのファミリーキャンパーは苦手なんです…。(私たちメンバー5人の平均年齢は・・・20歳の長男を除くと52歳!(^▽^笑))

この戸隠キャンプ場の売りは広いフリーサイト。林間サイト、芝生サイト、小川のほとりサイトと好きなところを自由に選べます。AC電源サイトはありません。バンガローは4畳半程の5人用らしいですが、大人5人ではキツイです。左右に簡易な2段ベッドがあり床に1人が寝れる感じ。5人も入ったら荷物の置き場が無いかも。室内照明はありません。とにかくバンガローの数が60棟以上と多い!奥には戸隠山が間近にくっきり!(現在はキャンプ場の管理会社が変わりキャビンが新設されたりと一部リニューアルされたようです。)
売店で買い物をすると「エバラ 黄金の味」がサービスで付いてきました。近年のキャンプでは全くバーベキューをしなくなりましたが、家でイタダキマ〜ス♪
売店内には、携帯電話各社の充電コーナーがありました(有料)。
キャンプ場入口(左は戸隠キャンプ場、右は戸隠牧場) キャンプ場管理棟と戸隠山
フリーサイトから見た戸隠山 炊事場(奥)と野外炉
コテージサイト コテージサイト
コテージサイト バンガローサイト
コテージ 押入れ・ロッカー

兄嫁には初めての国宝「善光寺」。駐車場がいっぱいで第3駐車場に止めました。善光寺周辺では民家のおじさんが道に立って自宅の駐車場を有料で貸そうと呼び込みをしていましたが無視。

善光寺は宗派にこだわる事なく、全ての人を極楽浄土に導いてくれる御利益があります。今回はこの兄嫁の本堂「お戒壇巡り」が目的。長男には絶対無理と判断し、子供の頃に体験済みの私は長男と待機。兄夫婦と母の3人で「お戒壇巡り」に挑戦。兄嫁は兄につかまって「極楽のお錠前」に触れ無事生還 。真っ暗だからと言って携帯電話の明かりで回廊を照らすことの無いように!(実際にこういう人がいるそうです、極楽へは行けませんよ)

大香炉の煙を長男にもかけ無病息災を願う母でしたが、長男は煙を思いっきり浴び涙目…(+_;)
三門(山門)は工事中。三門の額の鳩文字は…何とか確認出来ました。‘善’の文字の1画目と2画目、‘光’の文字の2画目と3画目、‘寺’の文字の6画目の計5羽。‘善’の字も、言われれば…牛の顔に見えるかも。
六地蔵」とは、“地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天”の6つの世界で我々衆生を救ってくださる菩薩様。
輪廻塔」は、中の輪廻車を回すことで諸々の苦悩から抜け出し極楽往生出来るそうです。
「放生池」にはものすごい数の亀!亀!亀!(スッポンもいるとか…)、参拝者はみんな思わず写真を撮ります(笑)
ん?子供の頃に写真を撮った牛の「善子さん」「光子さん」はどこだったかしら…?
三門(山門) 鳩文字
放生池の亀 本堂手前の大香炉
善光寺 本堂 善光寺 本堂
輪廻塔 仲見世通り

帰り道、高原で「そばクレープ」を食べ休憩。キャンプ場へ戻り、その後は各自キャンプ場を散策。
キャンプ場奥の「戸隠牧場」は有料です。入口からは馬が見え牛の鳴き声も聞こえました。中には「自然観察動物園」があり乗馬体験も出来るようです。
牧場手前には駐車場があり食堂が2軒あります。
キャンプ場内を流れる川では子供たちが遊んでいました。散歩中、明るい松林の下をチョンチョンと歩き回るアカハラを発見。
夕方、売店へ買い物に行った兄嫁がまたまた「エバラ 黄金の味」をもらって来ました。なに?キャンペーン中?

今回のキャンプはコテージ泊だったのでキャンプ道具は殆んど持参しなかったこともあり炭熾しの予定も無かったのですが、何だか手持ち無沙汰でつまらないので…結局、売店で少量の炭を購入し燻製を作りました。

ベランダにテーブルとイスを置き夕食後くつろいでいると…私たちのコテージにお客様?!だれ?ドアを開けるとリュックを担ぎ懐中電灯と地図と携帯電話を持った中年の女性がゼーゼー言いながら「こちらは○△□会でしょうか?」と。???その女性はコテージの○番とバンガローの○番を間違えたらしい。こんな真っ暗な時間にひとりで大変だこと…。
日中は半袖、日暮れには長袖シャツを羽織り、夜は次第に吐く息が白くなり更にトレーナーを着込む。それでもコテージの中は暖かかったです。
キャンプ場内の川


アカハラ♀
<2日目>
小雨模様で少し肌寒い朝。天気予報はくもりのち晴れ。
早朝からこのキャンプ場奥(戸隠牧場前)の駐車場に登山者が次々到着。ここで車を降り「高妻山」「戸隠山」登山やウォーキングでしょうか。みなリュックを担ぎ準備運動をして出発。チリンチリンと熊よけ鈴が響きます。ここには『戸隠山には“蟻の塔渡り”など危険な難所もあり毎年遭難者や怪我人が出ていますので十分注意してください!』と言った内容の注意書きが出ていました。
今日は、2グループに分かれて行動。兄夫婦は「飯綱山」登山。私と長男・母は気ままに戸隠周辺ぶらりコース。

私たち3人はキャンプ場を出て先ずは奥社へ向かいました。奥社参道入口前の駐車場に車を置く。しかし、長男が車から降りない!と粘るので仕方なく奥社をあきらめ参道入口横の「戸隠村竹細工センター」で早々にお土産を購入。今回は店内で竹細工づくりを実演中でした。
「戸隠村竹細工センター」の向かいは「忍者からくり屋敷」。道路からは、空中の細いつり橋を渡る人(忍者)が見えました。
戸隠村竹細工センター 戸隠忍者からくり屋敷

ご機嫌斜めの長男、次の中社でも車から降りない!と言い張るので、長男を残し母と急いで中社参拝。涼しい日で助かりました…。中社は道沿いにあるので戸隠神社の中でも最も参拝者が多い神社のようです。鳥居の奥の階段は膝の悪い母には一苦労…。
戸隠神社 中社の三本杉 戸隠神社 中社鳥居
戸隠神社 中社 宿坊 極意

戸隠神社五社(宝光社・火之御子社・中社・九頭龍社・奥社)のうち、参拝予定は奥社(と九頭龍社)と中社だったのでこれで終了か…。
ここで母が兄夫婦の向かった飯綱山(飯縄山)西登山道入口を見てみたいと言う。中社の土産屋さん前の道から山へ。西登山道の入口は「チビッ子忍者村」の奥です。中社前のカーブした道に「神告げ温泉」「チビッ子忍者村」への案内板がありますが、ちょっと見つけにくいかも…。
「神告げ温泉」「チビッ子忍者村」を過ぎると白いガードレールの小さな橋があります。橋を渡るとすぐに西登山道の入口らしき場所が。が、それは西登山道の近道の入口(↓写真左)で、白樺?の木に小さく書かれていました。さらに少し進むと西登山道の入口(↓写真右、マウスで拡大)。錆びた看板に赤い矢印。この入口を過ぎると左側に林道のゲートがあるので西登山口を見落としたら戻りましょう。登山口付近には10台程の駐車スペースがありました。私たちが行った時は車が2台止まっていました。

白馬連邦や八ヶ岳を登った事のある母は、膝さえ痛くなければ飯綱山も登りたかったようです。母は、初登山に挑戦する兄夫婦へ足カバーをプレゼント。兄は大げさだと気が進まないようでしたがしぶしぶ装着…。でも、登山道は足元が悪かったので結果的には役に立ったらしい。
兄夫婦は、中社からスタートし西登山道を往復する予定でしたが、山頂で出会った男性(Iさん)と意気投合し南登山道から下山したようです。下山後に「神告げ温泉」に入るというその男性に勧められ車で中社まで乗せてもらったそうです。生憎の天気で山頂は風が強く肌寒い、しかも霧雨。早々に下山となったようです。

この飯綱山は初級者向けで長野の幼稚園児や小学生も登るようです。南登山道には十三石仏天狗の硯岩などがあり、このコースを登るのが一般的のようです。西登山道は、南登山口より標高が高い分距離が短く一番楽なコースらしい。とは言うものの…初心者の兄嫁はヘトヘト(*@_*#) 。下山後の小布施観光は中止になったらしい^^;。
ヘトヘトになってキャンプ場へ戻った兄嫁は、キャンプ場のおじさんに「黒姫山でも登って来たのかい?」と声を掛けられ、「いいえ・・飯綱山ですぅ・・」と答えると・・・・・、おじさんは呆れていたそうな(笑)
飯綱山(飯縄山)西登山道の近道入口 飯綱山(飯縄山)西登山道の入口

バードラインで、前回「そばソフト」を食べたアイスクリーム工房を発見。近くには「そば博物館とんくるりん」があります。この辺りは野菜直売所が何軒かあります。ここで母はまいたけの原木や野菜を購入。

バードラインからリゾートラインに入ると、途中右手に湖が見え何だか賑やかな雰囲気の場所が〜。あれは霊仙寺湖だったのかな?飯綱東高原家族村?湖畔に芝生広場が広がり、奥にはスライダーもあったので子供を遊ばせたりバーベキューを楽しむのに良さそうなところでした。

リゾートラインからR18へ出て野尻湖へ。野尻湖は何度か来ています。ここで食べた「木苺ソフト」は甘酸っぱくて美味しかったです。次回は野尻湖の向こうの「斑尾高原」へ行ってみたい。
アイスクリーム工房「浪漫街道」 そば博物館とんくるりん
野尻湖

黒姫高原から戸隠に戻り、再度戸隠神社奥社参道入口へ。すると、今度は素直に車から降りた長男。一同ホッとし奥社参道を歩く(熊出没注意!…)。参道入口にはお賽銭箱がありますので、奥社まで行けない人はここで参拝すると良いかも。
膝が悪い母をここに残し、私は参道中間あたりの赤い随神門から杉並木を見て戻って来るつもりでしたが、母も一緒に行くと言って頑張りました。奥社参道は約2Km、往復4Km。母が心配なので予定通り私たちは参道中程にあるこの杉並木の入口(随神門)で引き返しました。杉並木も参道も想像どおり心が洗われるような神聖な雰囲気。参拝者はみな静かに歩いています。途中、大勢の白装束(と言っても白い服と白いズボン)の修験者?とすれ違う。参道にはシラヒゲソウがいっぱい咲いていました。『随神門の赤い色は服に着くと取れにくいです』と書かれた注意書きを読んだ矢先に長男が随神門に腰掛けようとしたので大慌て!(汗)
随神門のかやぶき屋根が妙に新しく、写真で見た苔などが一つもありませんでした。最近葺き替えたのでしょうか?
機会があれば、次こそ奥社(本社)を参拝したいです。
戸隠神社 奥社参道入口 戸隠神社 奥社参道
奥社参道の中間点 随神門
随神門 奥社参道の杉並木

奥社参道入口から中社へ向かう途中にある蕎麦処「そばの実」横の道(大型車不可)から鏡池へ。鏡池の駐車場は狭く20台も止められなかったかもしれません。宝光社側から入った方が良かったのかな?
運が良ければこの鏡池に戸隠連邦が映ります。この日は生憎のくもり、しかも山には雲がかかっていました…。それでも、カメラを構える人がたくさんいました。紅葉の時期に再度挑戦したい〜。

駐車場前にはギャラリー&カフェ「どんぐりハウス」があります。そば粉のクレープ「ガレット」やダッヂオーブンで焼いた天然酵母パン、炭火焼自家焙煎コーヒーやフルーツジュースが美味しそう。自家製ベーコンもあり。ギャラリーには野鳥の写真やカービングなどが展示されていました。鏡池や森林植物園のウォーキング中に休憩で立ち寄るのもいいかも。

ところで、戸隠と言えば“蕎麦”ですが、蕎麦屋さんの軒先にぶら下がっている鼓のような形をした茶色いものは何だろう…と不思議に思っていたら、それは“そば玉”と言ってそば玉が軒先に掲げられると新そばの季節到来だそうです。真新しいそば玉は緑色だそうです。新酒を知らせる造り酒屋の“杉玉”と同じですね。下山後、兄夫婦はキャンプ場から数分の「そばの実」という蕎麦屋さんへ行ったようです。

中社近くの小鳥ヶ池にも寄りたかったけど、集合時間が迫っていたのでキャンプ場へ戻り、夕食前にみんなで神告げ温泉へ。
日曜ということもありキャンプ場のテントサイトには数グループしかいませんでした。誰もいなーい!貸切状態!静かな大人のキャンパーばかり♪シーンと静まりかえった場内には外灯はなく、見えるのは暗闇に浮かぶテントサイトのランタンの灯りのみ♪
鏡池 鏡池


<3日目>
朝から快晴。キャンプ場から戸隠山がきれいに見えました。メンバーは一斉に写真撮影。
早目にチェックアウトを済ませ、みんなでキャンプ場奥の「戸隠牧場」前のそば屋さん(↓写真左)横から「ささやきの小径」を散歩(熊出没注意!と書かれています…)。そのまま進めば戸隠神社奥社参道へ出るようですが私たちは途中で引き返しました。
「ささやきの小径」はキャンプ場のバンガローサイトを通ります。すぐに道が分かれますが、右の道の奥は「ガールスカウトキャンプ場」(↓写真右)で入口はゲートで閉ざされていました。「ガールスカウトキャンプ場」は研修棟のような大きな建物が幾つか建っていました。
「ささやきの小径」は林の中を通るので良い森林浴が出来そう。シラヒゲソウ(白髭草)がたくさん咲いていました。かわいい木苺もなっていました。が、雨が降った後は道が所々ぬかるんでいるのでシューズやズボンの裾が汚れやすく、長男は朝っぱらから汚してくれました…。
キャンプ場を出発し奥社参道前の食堂に寄り、前日から気になっていた熊笹ソフトを食べました。笹と言えば笹のようですが抹茶ソフトみたいで美味しかったです。

帰りは、行きと同じコース。白馬連邦を見ながら鬼無里→白馬→糸魚川→北陸道で金沢へ(本当は上越経由の方が無難です)。
戸隠はウォーキングコースがいっぱい!とにかく歩いている人が多い!体力に自信があればゆっくり歩いて回りたいです。あー遊び足りない…時間が足りない…。

【ひと言】
戸隠キャンプ場、これくらい空いていればとっても良いキャンプ場ですね。空いていれば!夏休み中は絶対に利用しないでしょう(笑)
コテージの和室にはレースカーテンしか無かったのでドレープカーテンもつけて欲しい!
戸隠牧場前(ささやきの小径入口) ガールスカウトキャンプ場
シラヒゲソウ



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