ロッジ 杉沢


2002.8
<1日目>
お盆です。
今年は兄嫁の身内に不幸がありましたので・・・恒例のキャンプは中止。
が、お盆のお墓参りで集まった時、ドライブ好きの兄が「ぶらっとドライブでも行こうか?」と言い出し、まぁドライブぐらいなら・・ということで翌日出かけることになりました。
行き先は・・何となく岐阜県の根尾村方面に決まり、兄と私の車2台で出発。
金沢から手取湖を通り福井の勝山市へ出て大野市へ。九頭竜湖から白鳥へ出るのではなくそのままR157で山越えのコースを選んだ兄。兄はこの道を承知の上で選んだのでした。
国道とは言え細い道だと聞かされましたが・・確かに道は段々と細くなり・・かなりヤバイ雰囲気。途中、目の前に青色の小屋が見え車一台がやっと通れる細くて短い橋を渡ったのを覚えています。これが本当に国道なの??と思った瞬間、タイミングよくそこにはR157の標識がありました。あっそう・・やっぱり国道なのね・・。まるで、みんなの疑問に答えるかのように立っている標識でした。
どんどん標高を上げながらクネクネとした道に緊張しながら進むとやっと広い道路に出て、ここで最初の休憩。お昼も近かったのでテーブルとイスを出し持参したおにぎりで昼食。
地図を持たずに出かけたのでその時は分りませんでしたが、たぶんその辺りが温見峠(福井と岐阜の県境)だったのでしょう。
その先しばらくは視界が開け、細いながらにまぁまぁ気持の良い道(実際には運転に集中していて景色を楽しむ余裕はありません・・)でしたが、それも束の間・・。対向車とのすれ違いもままならない待避所続きの細く険しい道・・。ガードレールも無く一歩間違えれば崖下へ・・。先頭に兄が走っていたので何とかなりましたが、これが私一人だったら・・泣いていたかも。何の試練で私はこのような道を運転しているのか?緊張と疲労で朦朧としていたかも・・。平凡な専業主婦がハンドルを握る道ではありませんね・・。それでも、私の通った道路のワースト1ではありません。

何年後かに知ったのですが・・・
このR157は酷道(酷い国道)157と呼ばれているらしいです(汗)

ようやく根尾村の集落が現われ、R157からR418へ進む。もうここら辺は殆ど記憶に無し・・。
どこかの川の近くで休憩。そして、兄が勧める板取村を目指すことになりました。この辺りの予備知識が全くない私にとっては未知の世界です。R256に入り板取川に沿って進んで行くと、道路縁には多数の車が駐車していました。何か行事でもあるの?と思いながら辺りを見回すと、川には大勢の人!人!人!なるほど〜川で泳いでいる!こんな山間部なので地元の川が海水浴場と化しているのですね。この光景には驚きました!
さらに県道52を進むとキャンプ場の看板がいっぱい。そして大きな温泉施設の近くの釣り堀?に到着。目の前の板取川では子供たちが水遊びや貸し竿で魚釣りをしていました。バーベキュー施設や釣り堀もありました。とにかく暑い!炎天でウロウロ出来ないので、日陰を求めて屋根付きのバーベキュー場を借り軽食と持参のバーナーでコーヒーを入れ休憩。
しかし遠かったです・・。ここまで何時間かかったのやら?間違いなく4時間以上はかかっていたでしょう。この後ただの日帰りドライブで帰宅するには・・私には体力的にも精神的にも辛いものがありました。すると、誰かが「一泊していこうか?」と言い出し、みな賛成〜(笑)
ちょうど私は‘岐阜県キャンプ場ガイド’を車に積んでいたので早速どこにしようかあれこれ調べ、ふと目にとまった「ロッジ杉沢」に電話してみると・・・・・空いていた!電話で場所を尋ね教えられた通りに道を進みましたが・・???。あれじゃ誰だって分かんないでしょ、看板が小さすぎ!母曰く「かまぼこ板のような看板だゎ」(笑)
結局、ロッジ杉沢はさっきまで居たキャンプ場のすぐそばにありました。
中はとても広く板張りの居間には大きな囲炉裏もありました。8畳程の和室もあります。私的には年配の男性向けといった感じですね。たぶん、↓画像のような釣り客や山菜採り客などが利用するのでしょう。この最盛期のお盆に空いていたのもうなずけるような・・。
宿が決まったのは良いけれど・・日帰りドライブのつもりで出て来たので食材を一つも持っていません。私・母・兄嫁の女性陣は途中の町(村?)まで引き返しスーパーで食料を調達。
一応‘ロッジ’と言うだけあって冷蔵庫や調理器具、寝具は揃っています。外には手造りのバーベキュー台もあります。その横には小さな川が流れていました。
バーベキューの炭を熾し程好く燃えてきたころ・・変な煙が出て来ました。まだ何も焼いていないのになぜ???と思ったら・・バーベキュー台の木枠から煙が出ている!内側はステンレスなのですが炭の熱で外側の木枠がジワジワと燃えていたのです(汗)。急いで木枠に水をかけ鎮火。が、よく見ると・・あちこちに真っ黒に燃えた形跡有り。ここでバーベキューをした人たちはみな同じ状態になるようです・・。う〜ん、構造に問題有りですね、管理人様。
このロッジは山縁にぽつんと一軒建っているので周りを気にする必要が無いのは魅力かも。でも、これといって散策する場所もなく・・。蚊も多かったような・・。管理人さんの話では、裏山にイノシシの罠を仕掛けてあるらしく、兄がその場所へ行ってみる・・。兄が言うには罠のオリにはイノシシがかかっていてガン!ガン!とオリに体当たりしているイノシシの顔から血が出ていたとか・・。うぅぅぅ・・ちょっと・・。
釣り堀のバーベキュー場 釣り堀池
画像は「岐阜県キャンプ場ガイド」より

<2日目>
翌朝目が覚めると・・胃が痛い(泣)
朝食もほんの少ししか食べられず胃薬を飲みました・・。
チェックアウト後、さぁ出発。が、私は胃痛でダウン。仕方なく兄嫁に運転を頼みロッジを出発です・・。
板取から途中で橋を渡り(たぶん)R256で郡上八幡に出ました。このR256も最初はかなりヤバイ雰囲気の道でした。兄嫁には申し訳ないことをしました(汗)
R156に出て最初のコンビニで早くも休憩。ここからは私が運転。白鳥から九頭竜湖・勝山経由で金沢へ。


<番外編>
私以外のメンバーはこのロッジ杉沢を気に入り、その後私抜きで違うメンバーを加え何度か利用しました。管理人さんオススメのイノシシ肉でシシ鍋(ぼたん鍋)も食べたそうです。